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2010/05/19

全米アルバム・チャート1位に返り咲き

今週のビルボード200アルバム・チャートの1位に輝いたのは、JUSTIN BIEBERの『MY WORLD 2.0』で、トータル4週目のNO.1に輝いた。売上枚数は60,000枚を少し超えただけ。ニールセン・サウンドスキャンによると、1991年5月からビルボード200に集計枚数を提供して以来2番目に低い数字でのNO.1獲得アルバムとのこと。

先週、初動から推測してLADY ANTEBELLUMの『NEED YOU NOW』が60,000を超えることなくNO.1を獲得し、これまでで最も低い売上枚数で頂点に立つのではと予測されていた。

これまでで最も低い売上でアルバム・チャートのトップを獲得したのは、2007年1月の『DREAMGIRLS』のサウンドトラックで、60,000枚を僅かに超えて2週1位を獲得している。

明るい話題として、KATY PERRYの「CALIFORNIA GURLS」(feat.SNOOP DOGG)が294,000ダウンロードを記録し、デジタル・ソングス・チャートで初登場1位を獲得した。これは彼女にとって、シングルの発売週の売上としては最高で、5/20に発表されるビルボードHOT100シングル・チャートでトップ5入に初登場するだろう。

先週デジタル・ソングス・チャートで1位を獲得したEMINEMの「NOT AFRAID」は202,000ダウンロードで4位に後退。USHERの「OMG」は240,000ダウンロードで2位をキープしている。PERRYに次いで高いポジションに初登場したのは、「GLEE」のTVキャストによる、昔ビルボード・シングル・チャートで1位を獲得したRICK SPRINGFIELDの「JESSIE'S GIRL」のカヴァーで10位に初登場した。

ビルボード200アルバム・チャートに戻ると、LADY ANTEBELLUMの『NEED YOU NOW』は54,000枚で2位を獲得。母の日のショッピング・ウィークの翌週ということもあり、セールスは44%ダウンした。

ニューヨークのロック・バンドNATIONALの5枚目のアルバム『HIGH VIOLET』は3位、彼らの前作『BOXER』は2007年に最高位68位だった。AC/DCによるサントラ『IRON MAN 2』は4位。DEAD WEATHERの『SSEA OF COWARDS』は5位に初登場。CAROLE KINGとJAMES TAYLORの『RAYMOND V RAYMOND』は7位、18歳のシンガー、CHARICEのセルフ・タイトル・アルバムは8位に登場した。

先週1位だったGODSMACKの『THE ORACLE』は9位、それに次いで10位に登場したのは、ロック・バンドのAS I LAY DYINGの『POWERLESS RISE』。

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